いや~きつかった
5年間中止されていた木祖村ロードレースが2022年に開催されたので参加してきました。
2日間で3レースを走るのですが、とにかく参加者がハイレベル
半分ぐらい?は大学生なのですが、まぁ強い
ホビーレーサーの方もレベルが高く、RXや湾岸、Infinity、レバンテ富士、イナーメなどと無茶強い
1日目 TT 20位
約8kmぐらいの個人TT
試走段階ではウェットな路面でしたが、TT時にはほぼドライ
しっかりとウォーミングアップをして挑戦
TTバイクは無いので、SL7
ただ先日ハンドル交換してDHバーを付けれるようにしたので、実質Shiv
木祖村のTTコースは前半下り基調、途中平坦から、最後1kmは登り
私はチームで5人中4番目走者でした。
チームメンバーから走行後の話を聞くと「前半飛ばしすぎた」という話が主だったので、とりあえず前半は押さえ気味で行こうと走り始めました。
前半は抑えてるつもりでも350~400w
(写真を見るとまだまだ姿勢は低くできそう。というよりコラム部分が高いから下げるにも限界がありそう)
こりゃやばいとのことで、焦らずカーブでは脚を休める
というより見通しの悪いカーブが続くので減速せざる負えなかった
速い人なら前半のブレーキ箇所は3箇所ぐらいじゃなかろうか。私は6回ぐらいブレーキしてたと思うし、DH部分を持ったままカーブも難しかった
トンネル抜けた後は見通しも良くなり安定的に走れる
ここからは脚を使ってゴールを目指す
最後の1kmはダンシングを使いながらゴール
- 個人TT 20位 12分01秒96 321w Avg HR 163, MAX HR 180
13分切れれば良いと思ってたので、意外に好タイム
1日目 80kmロードレース
1.5時間ぐらい休憩して2レース目
一気に180名近くスタートするので始めはカオス
ローリングスタートが怖くてヒヤリハットが3回ぐらいあった
落車だけは止めてくれと思いながら、必死に前について走っていく
一瞬でも気を緩めると危なくなりそうなぐらい密で速くテクニカル
リアルレーススタート後は前から50~100番目ぐらいを走ってたと思う
脚はもちろんだけど、密集や道の狭さ、カーブの連続なのでなかなか前にでれない
というよりまだ始まって20kmぐらいなのに千切れそうなぐらい辛かった
だけど集団はどんどん前に進む
「やばいな、このペースで残り60kmか。無理だな」と悟るw
でも私が辛いときは回りも辛い(はず)
TTの順位はそんなに遅くなかったので、脚的には大丈夫なはず。みんな辛い
だからずっとこのペースはあり得ない。落ち着くまで死ぬ気で付いていく
そう信じて限界ギリギリで走る。オールアウト寸前
個人的には登りより途中のアップダウンのほうが辛かった。ここはカーブテクニックが重要なので人との差が開きやすい。まだまだ下手
40kmぐらい過ぎたあたりでようやく落ち着く
とはいってもまだペースは速い。ただ、付いて行ける
下り、平坦で前に上がれないので登りでなるべく前に出ておく
(上手い人たちからすると嫌だろうけどw)
とはいってもあまり脚を使わず前に出ようとする
ラスト2週ぐらいで再度ペースアップ
いや~、ホント瀕死
というより何度か千切れたw
それでも下りのカーブで集団に追いついたりを繰返して先頭集団ゴールを果たす
最後の登りはもう1mmも脚が残ってなくて300w出せないぐらいで登りながらゴール
- 80km 1時間57分20秒 Avp 238w(NP 293w) Avg HR 151, MAX HR 177
TT最終走者だった岩島さんは脚が全く回復しなくて辛そうだった
計測方法が集団内だったら同一タイムゴール。それに助けられて1日目の順位は思いがけない10位
2日目 120kmロードレース
夜は全く寝れず2日目の朝を迎える
やばい、多分全く走れん。。。とDNSが頭をよぎるが、家族に時間をもらってここまできてるのだから走れるところまで走ろうと出走
当然の如く1日目の疲れがある。いや、みんなあるから別に気にすることでもないか
120kmなので1日目よりは強度は低め
私含めて周りの人もコースを熟知してるので、ちょっと平和(それでも数回ヒヤリハットがあったけど) 私も2回ぐらいブレーキで後輪ロックしたので申し訳ない
なるべく前と距離を空けないように、ブレーキしないように走る
上手い人と同じタイミングで脚を止めて、同じラインを走って、肩の力抜いて低いパワーで速く、安全に走れるようにを意識してた
レース中ずっと集中してた。たぶん2~3mmぐらいうまくなったと思う
前半60kmぐらいは「早くレース下りたい。家帰りたい、どうやってDNFしようか」と言い訳ばかり考えてた
レース後半、岩島さんが前を引いてくれて後ろにビタ付きする。昨日のレース結果的にチーム内では私が最高順位なので、実質エース
遠慮なく岩島さんに付き位置。集団前に出るため岩島さんが針の糸を通すような走り方を見せる。何度も「マジか、そんなカーブできるのか」と度肝を抜かれる。
安全に、でもある程度アグレッシブに上がる技術を目の当たりにして衝撃だった。いや~非常に貴重な経験だった。
ラスト2~3週ぐらいで集団の先頭(このとき4名ぐらいの逃げ有)
やっぱり集団の前と後ろじゃぜんぜん違う。緊張感有りで走る
ラスト1週は当然のごとく上位陣が上げるので、どうしても順位が下る
というよりもう脚が残ってない(20km地点で脚は終わってたw)
最後はなるべく脚を残しつつ坂に備える。
そんでラストの坂1km
先頭集団の後方から300~350wぐらいで登る。もう走れん。。。
と最後の力を振り絞ってゴール
ゴール後、岩島さんから肩を叩いていただき、「やっとレースが終わったんだな。完走できてよかった」と心底安心した
- 123km 3時間2分5秒 Avp 234w(NP 280w) Avg HR 142, MAX HR 164
とにかく無事に終わってよかった。
まだリザルト出てないので(というより出ない?)順位は不明だけど、2日目は20~25位ぐらい? 全くわからんw
総合順位は。。。こっちも不明w
今レースでは大学生はじめ非常にレベルの高い人と一緒に走れてとても良かった。
(辛すぎて)楽しくなかったけどw,兼松さんとか高岡さん、雑賀さんなどなど超級選手と走れたのはいい経験。普段でてるエンデューロとは二味ぐらい違った
出場された皆さまお疲れ様でした。
また来年もよろしくお願いします。(来年こそはTTバイクで12分きりたいなw)