ヘルニア持ちのロードバイク記録

ヘルニア持ちのロードバイク記録

ヘルニア持ちのロードバイク乗りです。尾根幹とZwiftで主に練習してますが、活動記録を載せます。

ツール・ド・おきなわ2023 市民200km 38位

沖縄レース後は、すぐに家族旅行だったので時間を持てずレースブログが遅れました。

終わってからほぼ2週間経つけど、来年のためにもレース記録

 

調子は上がっていたが、直前で風邪

レース2週間前ぐらいまでは結構好調で、20分360w、10分375wぐらいで走れていました。体重はあまり落とせず70㎏でしたがパワーは高い

 

しかし、恥ずかしながらですが、沖縄10日前に子供のアデノが移りダウン

特に鼻水が止まらなくて、走り出すと何度も鼻水を出さないと詰まってしまうほど

 

そして沖縄前日にもまた喉痛風邪の発症と。。。

体調管理も含めて実力なのでいいわけになるのですが、今年は体調に振り回される年

体調は万全ではなかったですが、熱もないので走れるところまで走ろうと決意

 

後から振り返ってですが、体調が万全でもそこまで順位は変わってなかっただろうなと思います。

 

1回目のダム登りがギリギリ

雨対策はばっちりでした

カステリのレインウェアに、パールイズミのレインパンツとレインシューズカバー

特に良かったのが防水手袋

ワークマンで400円ぐらいで買った品物ですが、滑り止め効果もあってブレーキやハンドル操作に不安がありませんでした

アイウェアに防水スプレーをかけて、キャップ(これは空気抵抗的に不要だった)

後はイナーメのレインジェルを露出部分に塗って雨弾き

 

他の方のブログを見ると、寒くて震えてたという方が多い中、今回の対策のおかげで寒さは一切感じませんでした。

 

スタートしてから70㎞は平坦

ほぼL1~2と聞いていたのですが、実際はところどころL4~5を出すようなL2でした

この時すでに心拍140行くシーンも多々あり、こりゃ後が思いやられるなと不安

 

50kmぐらいで1回目のトイレ休憩。これが噂のトイレ休憩かぁとしみじみする間もなくすぐにトイレ

だた、レインウェアやグローブの影響で思うように脱いだりできずにタイムロス

50人ぐらいトイレストップしていたと思いますが、復活するときは最後の3人

チームメイトの岩島さんもいたので協力して回す。結局350wを3分ぐらいだしてどうにか集団に復帰

結構ギリギリだった。。。ここでレースが終わるかと思うぐらい危ないシーンでした

 

65kmぐらいで岩島さんが先頭付近に移動し始めたので私も追従

そこで先頭まで出ますが、ダム登り開始する70km地点では前から50番目ぐらいでした

 

ダム1回目は遅れるわけにはいかないと思っていたので、私にとって実質ここが勝負所ですw 速い人からしたらテンポ走からSSTぐらいかと思いますが、私にとってはギリギリw

結局18分弱 323 (4.6倍)でどうにか先頭集団で登り切れました。いや~この時点で「これは2本目絶対無理」と悟りましたw 本来なら330wで20分弱は普通に走り切れるのですが、体調や70km走った後、集団での走行を考えるとこれが私のキツイ強度です。

 

2回目のダムで先頭から千切れる

下りは意外に大丈夫でした

タイヤはGP5000 CLのTPUチューブ。気圧は他の方より高めの6bar。特にこだわりはありません。タイヤは新品

雨で全体的に下りが遅かったということもありますが、スリップの不安もなく普通に走れました。(かといって速く下れたわけではないですが)

 

2回目のダム手前で岩島さんが先頭にポツンと出てたのが見えたので、「まさか、逃げるわけないと思うけど、とりあえず行くしかない」と単独で合流

「(先頭から)離れてますがどうしますか?」と聞くと、

「う~ん、ペース保ちながら戻りましょう」とのこと

 

合流したばかりでどの程度のパワーで引いたらいいかわからなくて、結局350wぐらいで淡々と引く。正直2回目のダム登りは絶対に残れないので、せめてもの私の脚が使えるシーンで使ってくれと思って走る

そのまま走るとRXの奥田さんと合流

 

結局集団に戻らず、集団から100~200mぐらい?先行した状態で、2回目ダムの登り開始

基本的には私一人で引けるだけ引こうと思っていたので、とりあえず350w一定で走る

結果的に5分ぐらい?走ったところで先頭に追い付かれて終了

私は脚はまだ走れそうでしたが、気持ち的に残り10分ぐらいの登り付いていけるわけないと思い、自主的に千切れました

 

少しでも岩島さんのためになればと思って走ったのですが、冷静に思い返せばあの時そんなパワー出さずにそそくさと集団に戻ればよかったかなと思います。

私が引くことで岩島さんも脚を使ってしまっていたでしょうし。意識的な逃げではない場合、中途半端に引くことは意味なかったかなと。。。

でも、あの沖縄のステージで、大切な2回目の登り手前で先頭から先行して登り始めるって良いよなと思ってるので、自己満足ということにしておきますw(先頭にはもっと先の逃げがいたみたいですが)

 

千切れてから、小集団を形成して一定ペースを保つ

2回目のダムの先頭は30~35名ほど

千切れた私はそのすぐ後ろで4~5名ほどの小集団を形成して一定のペースで進んでました。多いときは15名ぐらいの時もありました。

みんな千切れているので登りはそこまでペースが上がらない

平坦は力がある人が引いていく感じ。ただ一部の人からは「なんで引かないの?」的な空気が流れている集団でした。

個人的には千切れた組でしっかりと回すことはあまり期待できない(しちゃいけない)というのが感想。もちろん勝負がかかっている千切れだったら話は別だけど、入賞には届かないような千切れは、各々が出せるパワーで走れる範囲内で走っていいと思ってます。

回していきましょう!と声をかけることはあるけど、回せない人は後ろにいてもいい

ただ余力がある人は少しでもいいから引いてほしいというのが本音ではあるけど

声を荒げたり、気持ちを露わにするほどではないかと思っています。

 

小集団では人がいなくなったり、追い付いたりを繰り返してました

私は2回目のダムを(一応)戦略的撤退したので比較的足に余裕がありました。前から落ちてきて人を拾っていき、後ろから抜かれることはなかったです。後半一定ペースで走れたので、少しづつ順位を上げられました

私は最終的に38位だったので、そう考えると、2回目の登りはもう少し人がいたかもしれません。多分50名近く?

逆に考えると私は2回目のダム出し切らず、ぎりぎりの戦いをしなかったとも言えるのですが

 

 

後半のアップダウンは想像以上

多くの人が狙うであろうリザルト1枚目(50位ぐらい)は、2回目のダムでどれほど残れるかが重要なんだろうと思っていましたが、実際はその後もむちゃ重要だなと感じました

オールアウト寸前まで追い込んだ後に、70km近くアップダウンを繰り返しながら走っていくって想像以上にきつかったです

いつもなら余裕で出せるパワーがでない

私の場合は10分以下の登りでも、300~320wで走れたぐらいで330~350は数分出せても5分以上維持できませんでした。いつもなら余裕で出せすパワーと時間

 

後半はGarminのスタミナ0のままw

沖縄で10位台、またはシングルリザルトを狙う場合は2回目のダムはまだかなり余裕がある状態じゃないと厳しいなと

つまり4.5~5倍の20分がSSTぐらい出せないとキツイ

私は風邪の調子といいつつ、体調が万全であっても20分5倍2回連続は厳しいので、到底20位以内は無理だったなぁと当たり前のことを思い知らされました

将来的にはその状態までもっていきたいです。

 

後半は出し切って38位でゴール

目標としていたリザルト1枚目はクリア

 

 

市民200kmの大会を終えて

今年は本当に風邪に悩まされた1年でした

年始は「ニセコに一本集中!」と思っていたのですが、大会前に思いっきり風邪を引いて不発

その際に発症した副鼻腔炎をずっと引きずっていました。

ニセコ後、沖縄の申し込みが始まると聞いて、たまたまサイトをみたら申し込めたので200kmに挑戦

8月から改めて練習再開しましたが、副鼻腔炎がひどくてなかなか調子が戻らない日々。10月に入ってようやく調子が上がってきて、少しは走れるかなと気合入れていたところでまたもや風邪。。。

完全に治ってない副鼻腔炎が更に悪化してきつかったです。。。

 

風邪、風邪、風邪と言い訳ばかりしていても始まらないので

反省点と、これから先のことも

 

一番の反省点としては体調管理

特に大会1カ月前は手洗いうがい徹底する

子供から風邪移らないように、飲み物を共有しない、食べ残しを食べないなど気を付けていましたが結局移りました。あとは自己防衛としてなるべく手洗いうがいかなと思います。家の中でずっとマスクつける生活までは追い込めないかなと思いますし

 

SSTの練習は早めに取り組んでおくべきだった

大会2か月前からSST(long)を週に1回ぐらいやっていましたが、もう少し前から取り組んでいてもいいかなと思いました。結局6回ぐらいしかできなかったので

というより今年の冬からSSTはじっくりと長めに取り組んだ方がFTP向上に良いかなと思います。私にとってダムの登りが一番脚にくるので15~20分の登りに強くなるためにSSTを重ねるのが良いかなと思います。

 

脱線:沖縄の順位は実力こと異なる

多分これは「違う!」って意見聞こえてきそうなのですが、順位と実力ってそこまで合わないと思うなと思います。

私は38位でしたが、50とや60位の人でも私より強い人います。(上位にいる人で私より弱いなと思う人は、もちろんいないですw)

何が言いたいかというと、次の2点

  1. 走り方次第でかなり順位が変わる
  2. 沖縄の30~70位ぐらいは実力差(FTP)がほとんど無い気がする

もちろん上位にいるほど強いのはそうなのですが、その人が沖縄に対してどういう気持ちで挑んだかで順位がかなり下がることもある気がします。

勝手にライバル視していたOTRの松島さんなんかは、私と同じ体重70kgぐらい。富士ヒルも61分だったかな?20分350wも楽々出すような人ですが、70位近かったような。レース後に少しだけ話しましたが、2回目のダムを最後までしっかり走っていたようで、その後に失速。 行けるところまで行こうという気持ちで走ったのかもしれません。

逆に私は、集団に残れる脚はあったけど残り距離考えたら無理と諦めたのでオールアウトまでしなかった。

実力と順位が異なってるケースです。

なので、順位だけ見てなにか語るのって難しいよなと、改めて思いました。

(かと言って、全てを理解しないと語れないのも違うなと思うけど)

 

一旦休もう

かなり追い込んで練習してたわけでも、そこまで良い成績残しているわけでもないけど、沖縄に向けて練習してる段階でなんだか疲れたなと思うことが多かったです。

何か一つの要因ではないけど、食事管理もそうだし、なかなか上がらないパフォーマンスに対するストレスもそう、多少なりとも家族に迷惑かけてる点も気になってたし、日々の疲れ、心拍数とか、ガーミンウォッチの指標、など細かいことの積み重ねで、「早く沖縄終わらないかな」と思ってました。

 

結局、過去の自分と比べてそこまで成長できてないってところが大きいのかなと思います。成長できていれば、多少のストレスがあっても楽しくできてるだろうけど。

 

ということで沖縄後は、いわゆるオフに入ろうかなと思います。

森本さんが本で言っていた「1カ月ほど自転車から距離を置くと、また乗りたくなってくる。」という言葉を都合良く解釈してw

オフと言っても全く乗らないわけではなく、週に2~3回ぐらい。軽くを続けて

来年の1~2月ぐらいから再開しようかなと思います

来年は全日本選手権の資格を持ってるので、場違いながらもせっかくなら出たいなと思ってます。それと富士ヒルも今年以上に専念したいなと

60分切りは難しいかもしれないけど、自己ベストで62~1分ぐらいを目標に

 

 

さて、遅くなりましたが沖縄に参加された皆さんお疲れさまでした。

また次のレースでお願いします。

 

まずは半年ぐらい続いてる副鼻腔炎ほんとに治したいな

日常生活だけでも困るレベル