個人的に毎年気合を入れているレース「ツールドひたちなか」で優勝することができました。
レースから既に2週間経ってるけど、覚えてる限りでレースレポを
ツールドひたちなか 2020 2時間午後ソロ 優勝
- 79.68km , 2:03:47, NP2778w, MAX996w, 158/185bpm
ひたちなかは5月と11月にそれぞれ2時間と100kmのレースがあって、ロードバイク始めた頃から出場しているレース
ロードバイク歴数ヶ月で初めてひたちなかに出た時が、32位(先頭から-2~3Lap)
それからは、 5位 > 7位 > 3位 > 7位となかなか良いところまで行くけど、もう一歩が届かない
今回ようやく勝てた貴重なレース
練習は1000TSSを積み重ねていて、レース週は300TSSぐらいを木曜日までちびちび稼いで後はレスト
レース前夜は子供の超絶夜泣きであまり寝れず、コンディションとしては未知数でした
前回7位だったレースは「まさか」の逃げが勝ったので、
今回は「逃げを作らない」、
又は「逃げが起きたら乗る(理想は、自分が逃げを作る)」、
ことを考えていました
例年はスプリント勝負が定番だったので、そうなっても対応できるように1ヶ月間ほどスプリント練習もしてきたので、なんでも来い!と思ってました
レース開始直後は様子見
できるだけ先頭でレース展開を行って、逃げに備えてました
強度的には余裕があったので、自らアタックして、もし脚が合う方がいればそのまま逃げることも考えてました
前回の逃げがレース開始30分後ぐらい?でできたので、脚さえ揃えば1時間以上の逃げもあり得る。
自滅しない強度で、何度かアタックして同調してくれる人いないかなぁ、と探ってましたがタイミングが合わない。
私が集団に戻ると他の人がアタック、私が前に出るとその人は下る。。。男女カップルのすれ違いみたいだw
サイタマサイクルプロジェクトさんらは5名くらい参加されていたので、何かしかけてくるだろうと思ってましたが、前半は集団後方でじっとしてました。う~ん、怪しい
何回ぐらいアタックしただろう、
レース開始1時間ぐらい経ったところでさいたまプロジェクトの人が飛び出してので付いていく。ただ追走はおらず2人だけだったので、私は厳しいなと思い、ペースは落とす
逃げる時に思わず「さいたまさんは今日逃げるんですか?」と聞くと、「そうかもしれません」とのこと
やっぱり逃げを狙ってるんだなぁと思い、そのまま一定のペースで走っていると自然と後ろと差が開く。さいたまさんは集団に戻って私一人
特にペース上げたわけではないので、集団のペースが落ちたのかな。それとも泳がされているだけか。 自分はこのまま一定のペースで走ろう
と数分経っても集団との差が縮まらないので、残り時間40分以上あったけど少し強度を上げて走ることにしました。結果、1人逃げみたいな状況になってしまいましたが、あまり無理せず。どうせ40分も1人で逃げ切れると思っていないので、つかまる前提で走る。
3周ぐらい走ったところで吸収
後で一緒に走っていたチームメイトから話を聞いたところ、サイタマサイクルプロジェクトさんがペースアップをしたとのこと
閾値を超えないように走っていたとはいえ15分ぐらい?1人で走ったいたので、ちょっと疲れ気味。チームメイトには「まだ余裕っす!」と伝えていたけど、多分そんな余裕ってほどではなかったw 正確には、(スプリントゴールならそれまで回復できるので)余裕っす でした。
と思って、スプリント勝負のため省エネで走ろうとした瞬間にサイタマサイクルプロジェクトの方含めた2名が逃げアタック
さっき吸収されたばかりなのにーーーと思ったけど、これは危ないと思ったので私も付いていく
この判断が正解だった
私含めて3人逃げ。2人の方が良いぐらいで走ってくれるのでどんどんペースがあがる。
すぐに「これは逃げれるな」と確信するほど
逃げを含んでるサイタマサイクルプロジェクトさんらが集団のペースをコントロールしてくれていたみたいで、みるみるうちに差が開いていく
集団と30秒ぐらい差が開いたところで、もうこの3人の勝負だなと覚悟を決める
脚は不思議と元気だったので、ラストはガツガツと先頭でこなしていく
最後のカーブを曲ってゴールまで数百メートル
私が先頭、すぐ後ろにサイタマサイクルプロジェクトの方
もうここまで来たら空気抵抗とか考えずに、自分のパワーを出し切るだけ。
この時のためにスプリント練をやってきた
視界にはいるぐらい近くにいるけど越されない
ゴールまで長くて怖いけど、とにかく全力
そして遂に先頭でゴール
2位の方とは0.1秒差だったので、ほんとに僅差だった。強かった
ひたちなかに挑戦してきて6回目でやっと勝てた。嬉しい
途中のアタックは闇雲にやってたわけでもなく、脚が売り切れるほど無駄に打ってたつもりはなかったけど、もう少しレベルの高いレースだったら意味のないアタックだなというのもあった。こういった経験を生かして、アタックの精度を高めていきたい
あと、自ら逃げを作ることも可能なんだなと感じた。
今までは「逃げができたら乗れればいいなぁ」だったけど、
今日みたいに途中の1人逃げが、最終的な逃げを作ったことに繋がったと思っている。
たまたまそうだったかもしれないし、何度も何度もトライアンドエラーしないとわからないんだけど、少なくとも今回のレースはそうだったと思う
そして逃げるときは、頭数が多いチームが逃げにいると成功アップしやすい。やはり集団のコントロールしてくれる人は必要。私のチームメイトも集団にいてコントロールしてくれていたので、本当に助けられている。自分ひとりの力で勝ったわけではない
その人は、私がかなり遅い時から一緒に走ってくれている人で、最も近くにいた人なので、一緒に出たレースで勝てたのは更に嬉しい。
あとはやっぱり練習量は大切
最近は1000TSSを続けていただけあって、(聞こえは悪くなるかもしれないけど)正直他の選手より脚があったと思う
(若干無駄と思える)アタックを何本か打っても余裕だった。吸収直後もアタックに反応する力が余ってたし、逃げてるときも私はかなり強く引いてた
やはりパワーがあるとそれだけカバーできる状況が多い。その分頭を使わなくなるんだけど、パワーはどんだけあっても良い
古典的な考え方かもしれないけど、
とにかく練習量を増やそう。あるところまでは速くなると思う。その先は私も到達してないのでわからないw
参加された皆様お疲れ様でした。
レースから2週間経ったけど、どうにかレポートかけてよかった。
レース後、ブログ見てますという方に声かけられたり最初から最後まで嬉しい1日だった。(その方は富士ヒル65分と超速い。そんな速い人まで見てるとなると変なこと書けないなと思ってしまうw)
次は12月の袖ヶ浦100km
う~ん、レベルは超高いだろうから入賞すれば超絶ラッキーという気持ちで望む予定です。袖ヶ浦は安全に走りきれれば満足かな