ヘルニア持ちのロードバイク記録

ヘルニア持ちのロードバイク記録

ヘルニア持ちのロードバイク乗りです。尾根幹とZwiftで主に練習してますが、活動記録を載せます。

5人でエベレスティング達成

今流行りのエベレスティング
先日私も挑戦して、無事達成することができました!

 

エベレスティングのきっかけ

6月末にStravaで「【緩募】エベレスティング」との投稿が
投稿されていた方は下総で一緒に走ったことがある筑波ライダーのMさん

エベレスティングなのに緩募とは。。。と思いながらも、ちょうど家族で茨城に帰省のタイミングだっだので参加させていただくことにしました

参加者は私含めて5名とのことでしたが、私以外はもちろん地元の仲間
私は飛び入り参加枠でしたが快く受け入れていただき本当に感謝です

 

 

エベレスティングスタート

コースは筑波山

ストラバセグメントは「湯袋筑波ヒルクライム

距離8km、獲得標高488、平均勾配6%

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19回登れば8848mのエベレスティング達成

 

平均勾配は6%とエベレスティングにしては若干低めで、コースもカーブが多いのでタイムを目指すようなコースではないけど、筑波山辺りでは比較的下りやすく、駐車場もあって便利とのことです
それに平均勾配7%超えてくると後半脚が保たないので、6%ぐらいがちょうど良い

 

 

当日は朝3時スタート

 

参加者がみな強く、

開催者の富士ヒル65分台のMさん始め、乗鞍年代別入賞者のKさん、筑波大学のトライアスリートMさん、Sさん2名(自転車競技のインハイで20位の方も!)

明らかにに私が1番弱いw

私が遅れてみんなに迷惑かけたくないなという思いで心配しながらスタート

 

朝3時なので辺りは暗闇
前日に大雨が降ったこともあり3倍ぐらいでゆっくり。下りも明るくなるまでは安全にゆっくり

1本あたり35~40分で登って15分で下り。2本登ったら小休憩を繰り返してました

ざっくり1本1時間なので、19本登るには19時間必要

 

最初は2時間に1回休憩は多いかなと思ったけど、結果的に大正解。
始めからこまめに休憩取っておくことで後半のバテ具合が全然違う

 

4本(5分の1)を終えたところで辺りが明るくなり、前日の雨で濡れた路面も乾き始めてきました

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私が心配していた強度ですが、みなさん協調性が高く安定して3倍維持
少しでも強度が上がりそうであれば、主催者のMさんから「強度高いよー」との一言があるので安心w

 

 

茨城の横のつながり

ライド中は皆さんと雑談したり、話を聞いたりと楽しく乗ってました。
これは茨城ライダーさんの特徴なのか、茨城はチームの垣根を超えた繋がりが強いようです。
今回参加された方も、大学生と30〜40歳前後のライダーさん。同じチームではないのですが、自然と一緒に乗る機会が増えていった仲とのこと。

 

そして驚いたのが、応援に来てくれる方の多さ
早朝4時に応援に来てくれる方がいたり、途中伴走で4本ぐらい登ってくれる方がいたり、仕事終わりの疲れてる中、応援に来て一緒に走ってくれる方がいたり。むしろ5名で走った回数の方が少なかったぐらい応援が多い。どれも同じチームという方だけでなく、他チームだけど一緒に走ってるという方が多い。

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参加者の人望もあるのでしょうが、茨城は横のつながりが強いと感じました

 

 

中盤は暑さとの戦い

9時間ぐらい走ってようやく半分

ペース的には安定して3倍なので良かったのですが、7月ということもあり昼間は気温が30度まで上がりました。

いくら標高が高い峠を走って涼しいとはいえ、ずっと外に出て日に当たれば体力を消耗します。
ジリジリと皮膚からダメージが。。。

11時過ぎから3時までの時間帯は非常にキツかった。

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私自身、熱に弱いということもあるのですが、他の方も辛そうでした。。

この時が一番会話が少なく、とにかく淡々と日が落ちるのを待ちながら登っている時間でした

獲得標高的には4000mぐらいでした

 

応援に来てくれた方から差し入れでアイスをもらい超回復

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死ぬほどうまかった。。。

 

 

日が沈み、後半戦

夕方には気温も下がり走りやすくなりました

体力的には疲れてるんでしょうが、気温が低いだけで非常に楽

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獲得標高でいうと6000mぐらい

 

この頃になると、「残り数本で終わる!頑張ろう!」と励まし合いながら走れるようになってました。

最初は、「これから19本も登るのか。。。」と現実味のない本数でしたが、残り6本、5本となってくると「いよいよか、もう走りきれるな」という雰囲気になります

 

ただ、獲得標高が7000~8000~と進むにつれて3倍維持も辛いシーンが多々
ここまで脱落者は無し。ここまで来たら5人全員で達成したいという気持ちが強くなり、無理せず脱落者を出さないようなペースになります

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ほんとこの参加者たちの絆強いなぁ。と身にしみながらエベレスティング8848mに向けて走っていきます

 

 

そしてスタートから19時間経ってようやくゴール

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5人揃って無事エベレスティング達成しました!

いや~、このメンバーで挑戦できてよかった。

 

後日、正式にエベレスティング認定されました

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日本では135人目ぐらい?

 

  • 距離:310km
  • 獲得標高:9474m 
  • 経過時間:19時間23分
  • 走行時間:16時間43分
  • TSS:690

 参考までに

登坂回数 獲得標高m タイム パワー PWR
1 489 43:48 176 2.5
2 978 33:44 238 3.4
3 1467 34:49 225 3.2
4 1956 34:22 228 3.2
5 2445 35:21 219 3.1
6 2934 35:40 216 3.0
7 3423 35:50 217 3.1
8 3912 35:41 210 3.0
9 4401 35:01 217 3.1
10 4890 35:54 206 2.9
11 5379 36:50 207 2.9
12 5868 36:32 208 2.9
13 6357 36:09 207 2.9
14 6846 37:08 201 2.8
15 7335 37:33 203 2.9
16 7824 38:33 202 2.8
17 8313 39:32 192 2.7
18 8802 42:12 180 2.5
19 9291 42:48 181 2.5

 

エベレスティングを終えて

今年はレースがほとんどなく、せっかくトレーニングしたのに~という雰囲気がある中でこのようなイベントに参加できて非常に満足できました。

 

エベレスティングを走れるくらいの脚力はあるんだなという自信に繋がりましたし、何より楽しかった


なんかの名言で聞いたことがあるのですが、「早く行くなら一人で行け、遠くに行くならみんなで行け」ってエベレスティングに当てはまると思います。

タイムアタックを狙うなら自分のペースを守って、休憩も最低限にする必要があると思います。でも少しでも成功率を上げて確実にクリアするなら複数人でチャレンジした方が必ず良いです。これは間違いない

エベレスティングは複数人で挑戦することを強くおすすめします。

 

また機会があればエベレスティングやってみたいな

 

改めて、急遽参加を受け入れてくれた茨城ライダーの皆様に感謝