2023年の富士ヒルは選抜に初挑戦するも、タイムが67分37秒とゴールドにすら届かず。。。
調子が噛み合わず全く走れませんでした
来年に向けて今年のまとめを
準備は頑張ったつもり
過去のリザルトは
- 2016年 78分43秒 (前年比)
- 2017年 73分54秒 (-4分49秒)
- 2018年 72分48秒 (-1分6秒)
- 2019年 69分42秒 (-3分6秒)
- 2020年 64分2秒 (-5分40秒)
- 2021年 63分41秒 (-21秒) 66.6kg
2022はニセコと被って未出場
そして今年2023年は選抜に挑戦、目標タイムは61~2分としていました
今年は富士ヒルの2週間後にあるニセコに向けて調整していたので、富士ヒルはその前の腕試しとして考えていました。
とは言ってもやれることはやろうと、試走は2回
▼本番1ヶ月前
タイム1:03:23 平均心拍159 bpm 平均パワー:296 W
▼本番1週間前
タイム:1:05:15 平均心拍:148 bpm 平均パワー:298 W
(タイムは料金所から)
どちらもローテを回しながらでしたが、自分の試走の中ではそんなに悪くないタイム
ただパワーは低いなという印象でした
私の体重は68~9kgなので、4.3~4倍ぐらい
過去2021年の試走では310~315wで走れているので、それぐらいは出しておきたかった
因みに5月に入ってからは調子は良くて、練習会では20分340~350wを何度か出せるほど調子が上がっていました
これなら富士山の標高でも60分310ぐらは出せるだろうと楽観視してましたw
機材も悪くない
富士ヒル用に特別機材を仕入れたわけでは無いですが、最低限機材を整えて挑みました
タイヤはミシュランのパワーTT クリンチャー
2本で382g
下の普段使ってるターボコットン26Cは475gなので約100g軽い
使ってる人が多いGP5000 25Cもターボコットンと同じぐらいの重量だと思うので、それと比べてもパワーTTは100gぐらい軽い
チューブは流行り?のTPUチューブ(中華製)33g
普段は軽量ブチル66g
ラテックスも考えたけど、軽さ重視で
それと今回はチェーンの脱脂にも挑戦
完全とは言わなくとも、9割ぐらい脱脂
そこに最速と言われるUFO Dripのチェーンオイル
去年のニセコに向けて買ったけど意外に量が多いので使い切れないw
車体重量は7.25kgぐらい (56サイズ)
レース前 全く寝付けず
レース3日前の木曜日からむくみ取り目的でカリウムを多めに摂ってました
参考にしたのはこちら
▼ヒルクライムレースの直前にお手軽に減量♪カリウム食&塩抜き食でむくみ取り! | アフログ
カリウムは身体の塩分を排出する作用があるので、むくみが摂れて体重も落ちる
いわゆる水抜きに近い?
カリウムを多く含む代表的な食べ物が
- バナナ(1本400mg)
- 納豆(タレ・からしは食べない)(1パック中300mg)
- ほうれん草(ゆで)(100g中490mg)
- アボカド(100g中720mg)
- かぼちゃ(100g中340mg)
- じゃがいも(100g中410mg)
1日3500mgぐらい摂ればいいとのこと
そして水分を多めに取る、塩をあまり取らない
私は主食を納豆として、間食でバナナや、ほうれん草のスムージーにして摂りました
塩はどうしても摂ってしまうのでそこは諦める
それでレース当日は67.2kg起床時
過去例年通りぐらいまで落とせた
因みにレース前のトレーニングは
水曜日 L2で4時間
木曜日 高強度練習 1時間
金曜日 フルレスト
土曜日 フルレスト
でした。脚の疲労感はほとんど無い状態
そして前日は夜8時30分に布団に入りました
ここまでは完璧
しかし、さて寝ようと思って横になるが全く寝付けない
私は普段から寝付けないことはよくあるのですが、今日は普段に増して寝付けない
でもそこは気軽に考えて、まぁ横になって90分の10時前までに寝れればいいかぁと考えていたが、夜10時になってもまだ目が覚めてる
もちろんスマホは遠くに置いて見てない。横になってずっと目を瞑ってる状態。腕時計で時間を確認
そこから更に更に寝付けず、下の子供の授乳時間の夜中1時になるまで意識がありました
結局、完全に寝付けたのは夜1時30分ぐらい
4時に起床
7時間ぐらい横になってましたが、結局寝れたのは2~3時間ぐらい
ダルさがある。。。
因みにトレーニングレディネスは2日フルレストしたので84と高め
当日朝はバナナとハンバーグ弁当とパン数個
ざっくり1000~1300kcalぐらい
富士ヒルレース
4時にご飯食べてから、30分ほど外を走る
L2で10分ほど、300wで3分ほど入れて
感覚としてはそんなに悪くない。300wも重たくない
宿に戻ってお風呂に10分ほど入って身体を温める
ただお風呂のお湯がそこまで高くならずぬるかったw
会場にはレース開始20分ほど前に到着
一度トイレに行ってから選抜に並ぶ
(因みに起床してから大は出なかった)
選抜だけで100名ぐらい
事前にプラチナを狙う組で走りましょうと話していたので、その方々と合流
スタート直後は悪い感覚は無かった
スタートラインを超えて350wで走る
感覚としてはそんなに悪くない感じ
もちろん楽じゃないけど、350wは平地なら20分は出せるパワーなので、たとえ高所としても10分ぐらい走れるだろうと考えてました
スタートして5分ちょっと?一合目した駐車場だったか忘れたが、キツいと思い始める
何がキツいんだろう。心肺なのか、脚なのか全くわからない
ログを見ると心拍は165ぐらいまで上がっていて、最大心拍の95%ぐらい
始めの5分で平均パワー350w
こう見ると、やっぱり実力に見合わず辛かったんだろうなぁ
そこで前から千切れてしまい一気に出力が下がる
パワーは見てないけど300wすら出てない感じ
1合目地点で、「あぁ、今日もう登りきれないかも DNFか」
と心の底から思う
それでも出力をかなり抑えて、おそらく4倍の270wぐらいで走って落ち着かせる
その後、千切れた組でパックになって走って一定ペースで淡々と走る
みんな選抜に出てるからかなりの強者なんだろうけど、ここに居るってことは何かしら問題があった人たちなんだろうなぁと思いながら走る
中盤、鼻水が止まらない
走ってると、鼻水が詰まって息苦しさがあった
後続に配慮しながら横にズレて鼻水を出したりしてました
この調子の悪さ、そして鼻水
冷静になって思い返すと、レース2日前から黄色い鼻水が出てました
特に熱は無かったので、気にすることないだろうと思っていたのですが、恐らく風邪を引いていたのかもしれないです。
自分の中では風邪を引いている感覚は全く無かったのですが、レース中にこんだけ鼻水が出るのはおかしい。。。
睡眠不足と微風邪?が相まった結果
それ以降は展開に変化は無くて、とにかく4倍ぐらいで走ってました
人がいたから途中で諦めずに走りきれました
後続がいなくて一人だったら諦めてたなぁ
結局タイムは67分37秒 平均パワー276w、平均心拍数153bpm、平均ケイデンス 83
これで今までの記録は
2016年 78分43秒 (前年比)
2017年 73分54秒 (-4分49秒)
2018年 72分48秒 (-1分6秒)
2019年 69分42秒 (-3分6秒)
2020年 64分2秒 (-5分40秒)
2021年 63分41秒 (-21秒) 66.6kg
2023年 67分37秒 (+3分56秒) 67.2kg 276w 153bpm
今回4.1倍で67分
やはり思うのは65kg前後の人なら、4.3~4倍出せればゴールド取れるだろうということ
調子的には過去の自己ベスト63分を超えられるだろうと思っていたのですが、全く及ばずでした。悔しいというか、情けない
主な原因は多分風邪だと思うのですが、それを管理できなかった実力不足感もある
そして睡眠不足。過去の経験から1日の睡眠不足ぐらいじゃパフォーマンスは落ちないのは分かっているんですが、風邪との相乗効果があったのかもしれない
こればっかりしは自分の事ですが、全く分からないです
ただこれが2023年のトータルパフォーマンスだということを認めざる負えないですね。
逆にニセコ前に風邪?を引いておいて良かったのかもしれない。これがニセコだったら相当落ち込んでたw
下山後がメイン?w
下山してからいろんな人と話して、その時間がとても楽しかった
意外に?うまく走れなかった人が多くいて、その気持ち分かるわぁと思いながら安心したりしていたw
それぞれの目標に向かって、ドラマがあったんだなぁと
そして今日だけと思いながら、好きなだけ食べてました
この日だけはカロリー計算していないですが、ざっくり5~6000kcalぐらい食べたかも
明日から節制
選抜で走るには
選抜でうまく走れていたOTRの松島さんは61分30秒
勝手ながら脚力は似てると思っているのですが
その話を聞くと、
前半は350wぐらい。1~2合目のキツめの坂を通過してからはパワーが落ち着いたとのこと
全体平均310w?ぐらい 体重70kg
となるとやはり前半15分ぐらいは5倍で踏んで、その後4.5倍ぐらいで淡々と踏めれば60分前半で走れる可能性がある
あとはそれに「高所」が加わるけど、まぁそこまで考えてもしょうがないw
もし選抜で走る練習をするなら、始めの5~10分ぐらいは5倍ちょっと
その後4.5~5倍で走れるようなトレーニングをするべきだなぁと思いました。
と言っても結局、FTPやSSTでパワーを上げて許容限界を伸ばせば良いのでしょうがw
優勝者の金子さんのStravaがアップされていたので見てみると平均パワーざっくり330wぐらい
体重が66kg?だと思うので、ちょうど5倍
平地で1.1倍だと仮定すると363wで1時間走れれば富士ヒル優勝できる
そりゃ強いわけですねw
でも、私の体重が67kg、今年20分355w出せているので、そんなに無理な話でも無い気がしてしまう
もちろん360wで1時間は無理だけど、コツコツやっていけばいつかはプラチナだってとれるんじゃないかと考えてる自分がいる
今年は富士ヒル用に向けて練習していたわけではないけど、どこかでヒルクライム用に向けて頑張ってみるのも有りだなぁと思った
来年に向けて
もし来年の自分に向けてアドバイスするなら、
- 体重より体調
- 脱水は程々に2日前までぐらい
- 60分走など長めに走る機会を持つべきだった
- レース2日前フルレストは正解
やはり練習するより体調が優先だと思う
もちろん練習もできて体調も良いのがベストなんだけど、体調悪いと全てが台無し
子供がいると風邪を避けるって難しいけど、疲労溜め込まないなど少しでもリスクを避ける行動するべき
そしてカリウム接種による脱水は、2日前までかなと思う
私は前日のお昼までバナナとほうれん草(1袋/日)食べてましたが、それによって脱水しすぎていたのかもしれない。特にほうれん草はほどほど
朝に納豆食べて、バナナつまむぐらいで良いのかもしれない
こう思うのは理由があって、
実は去年のニセコのときにもむくみ取りとして同じような事をしていました。
その時はお米→じゃがいも、おかずにほうれん草としていました。
確かにむくみが摂れましたが、結局ニセコは微妙な結果に
そして今回も微妙な結果に
もしかしたらの可能性だけど、このむくみ取りってパフォーマンス低下の可能性がある?
ただ過去の経験で、バナナを大量(7本ぐらい)食べた翌日に体重が減って良いパフォーマンスを出せた経験もあるので分からない
それらを踏まえて、やるとしてもカリウムは軽く
納豆とバナナをつまむ程度で良いと思う(最近バナナ高いけどw)
来年は
木:納豆1~2、バナナ1~2
金:納豆1~2、バナナ1~2
土曜:バナナ1~2
ぐらいか
くよくよしない
さて、今年の富士ヒルはダメだったw
でも気持ちを切り替えて2週間後のニセコ
実力が落ちたわけではないと信じて、残り2週間気合い入れたい
まだまだやれるはず
参加された皆さんお疲れ様でした。
また来年、頑張りましょうー
来年は選抜無理で、年代別かな?