秋のMt.富士ヒルクライム2020に参加してきました。
結果は64分2秒の遂にゴールド獲得!!
数年前まで雲の上の存在と思っていた65分切りを達成できて感無量w
-----ゴールド獲るためにやったことをまとめました 2021.3.29-----
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富士ヒル前まで
今年の富士ヒルは5回目
去年までの記録は
- 2016年 78分43秒 (前年比)
- 2017年 73分54秒 (-4分49秒)
- 2018年 72分48秒 (-1分6秒)
- 2019年 69分42秒 (-3分6秒)
2017年にシルバー獲った時は、「もうこれ以上タイムを伸ばすのは無理」と思っていて
2019年に70分切った時は、「やっと60分台。ここから更に5分短縮か。。。数年かかるな」と思っていました。
今年はレースが無かったり、子供が産まれて外走る機会が減ったのですが、その分Zwiftでベースを作れた気がします。
2,3月は諸事情でほぼ乗れず
4,5月は週700TSSぐらいでじっくり
6,7,8月は週1000TSSでボリュームをかせぐ
8月から無駄な脂肪を絞って、パワーが落ちない程度まで軽くしました
3ヶ月間で-4kg落ちました
1日3回以上は体重計に乗って、体重の感覚を養っていく
今週は無駄な食事を摂らず、ほぼ毎食御飯の量を計って食べてました。
朝ご飯150g、お昼300g、夜100gが定番
レース前日に食べた山梨の定番ほうとうもスープまで飲まず、水分も極力最低限。
当日朝
朝は4時に起きてすぐに朝食を済ましておく
30分ぐらい自転車に乗って、心拍を150まで上げておく
熱めのお湯を張って10分間浸かって体を温めておく
レース開始1時間前に液体系のジェルを食べておく
レースには67kgで挑みました
普通の人からすると重いけど、私の中ではほぼ最軽量
いつでも走り始めれるぐらいまで体調整えて望みました
ただの計測会って言ったら終わりだけど、やれることは全部やったつもり
秋のMt.富士ヒルクライム2020 64分2秒
- 24km, 64分2秒, AV302w, 168bpm、ダンシング率13.9%
当日の会場は本当にバラバラスタートで、これは完全単独だなと覚悟を決めてスタート地点に立つ。 するとたまたま近くを通りかかったチームメイトから「一緒に行こう!」と声をかけられる
今思うと、これがなかったらゴールドとれなかった。運も味方につけた
チームメイトはプラチナを狙っている方が2名もいるので、もうここまで来たら行けるところまで付いていこうと覚悟を決める
交差点を左に曲がって富士ヒルスタート
最初は5倍ぐらい出てたと思うけど、その2人について行くので精一杯。全くパワーメーター見れなかった
最初は、1合目までついていければ充分だなと思ってました。そこまで後ろにつかせてもらって少しでも空気抵抗減らせれば充分。それ以上無理してついていって、後半大失速するのは目に見えてる
と思って、ローテに混ざらずただただ後ろに付かせてもらう。
先頭の2人は阿吽の呼吸でローテを回しており、2~3分引いてきれいに交代を回していた。決して引きすぎず、かと言って短すぎず
お互いの練習量・脚力を把握した上での信頼があってこのローテは成り立っているんだなと後ろで眺めていた
ここで私が混ざって、絶妙なバランスを崩したり、一定のスピードを維持できなかったり、プラチナペースで走れなかったりすると迷惑だなと思う気持ちもあった。
でもそれ以上に前に出るほど余裕なかったのが1番。
もう心の中で、ごめんなさいと思いながらもローテに混ざらない徹底さ。ここまで来るともう潔いなと思うほど、つきっぱなしでした
キツイながらも1合目を終える。
いつ千切れようかと(自分のペースで行こうか)と悩むが、2合目過ぎると若干平坦部分が増えるので、そこまでこのまま付いていくのがベストなのではないか。でも無理して後半大失速するのが目に見えてるくらいなら、ここからマイペース保った方が最終的には速くなるのではないか。
悩むが、体は自然と動く。気付いたらそのままついて行けてた
1合目と2合目の間は基本勾配キツメだけど、ところどころ緩い部分がある。私はパワーはあるので、せめてそのゆるい部分だけでも引ければと思い、ローテ乱す覚悟で先頭に出る。しかし思った以上にパワーが安定せず、キツい。もう既にギリギリなのに、これじゃ迷惑かけるなと思い、すぐに下がってしまう。 クソー自分の弱さを感じる
引いた時間は。。。数秒w ほんとなんのために前に出たのか
この後も緩いところは引こうと思って走るが、やはり全然ダメで、安定した出力を出せない&持続できない。きつい状況であればあるほど出力が一定にならない
スタートから30分ぐらい過ぎただろうか。
タイムを知るのが怖くてサイコン見てないので正確な時間は不明だったけど、
残り距離10kmのところで、付くのすらキツくなる。
「ついていけるけど、先のことを考えたらついて行けない。」ではなく、
純粋に今この瞬間ついて行けない
「ごめんなさい!千切れる」と叫んで千切れたw
ここからは単独走
残り10kmかぁ。最後の3kmは平坦だとして、7km頑張ればゴール
ローテ付きの時はほとんどシッティングだったけど、単独走の時はダンシング多用
試走の時も7割ぐらいダンシングだった。
単独走といえど周りに走っている人がいるので、自然と力は出てくる。明らかにローテのときよりパワーは出てないけど、大失速しているわけでもない
後は心拍見て一定のペースで走る
今タイムはどれくらいなんだろう
このままのペースを維持して走りきれるだろうか
と考えながら、でも常に限界ギリギリまで追い込んで走ってました
最後の平坦区間はTTポジション
36~38km/hだったかな。いつもは平坦得意だけど、この日はキツかった
最後の坂をクリアして遂にゴール!
サイコンを確認すると、64分1秒 よし!
公式タイムは64分2秒
富士ヒルに参加して5年目でやっとゴールド達成!
スタート前に仲間から声かけられたり、チームメイトにビタ付きだったりでみんなのお陰で取得できたゴールド。感謝
富士ヒルを終えて
気付いたら体重絞って狙ったレースになっていたけど、正直ゴールド取れると思っていなかったので驚きと安心
私はもともと体重があり瞬発的な筋肉が付きやすいから、ヒルクライムは弱いと思ってました。体重50kg台の人にヒルクライムで勝つのは至難のわざだろうと。
でもヒルクライム強くないとロードレースじゃ話にならないので、それならと思って今年は登れる人を目指してここ数ヶ月頑張ってきた
登れる人、つまり富士ヒルゴールドぐらいかなと思っていたので、自分がその水準まで来たのだなと嬉しい
でも実際取ってみると、まだまだ登れないなぁと感じる。普通に練習会で千切れるし、坂はもっと強くなっておきたい。(かといって体重落としすぎてパワーは下げたくない)
富士ヒルゴールド取ったばかりだけど、もう少しヒルクライム速くなるよう練習続けようかなと思ってる。いきなりプラチナとは思えないけど、来年63分切りは目指してもいいかなと思ってる。
その前にまずは自転車軽量化したいw
来週は箱根ヒルクライム
気を抜かず頑張っていきたい。
(でも富士ヒル後にがっつり食べましたw)
富士ヒルに参加された皆様お疲れ様でした。
そしてチームの人には大感謝