本格的なロードレース「ニセコクラシック 2019」に初参戦してきました。
今までエンデューロメインだったのですが、いつか世界選手権に出てみたいという欲望が出てきて、そのための予選となっているニセコに挑戦です。
レース前
梅雨で濡れた路面を何度も走っていたので、ニセコ前に洗車
これを機に、ブレーキパッドやチェーン、タイヤの交換をしました
タイヤはGP5000のクリンチャー
あまりこだわりはないので、長く使えると評判のGP5000で十分
新しいロゴはかっこ良くて個人的に好き
▼【Wiggle】Continental Grand Prix 5000 タイヤ
実家が北海道なので、受付前日に実家に戻ってからレース参加
高かったけど、シーコン3.0買ってよかった
一部使いにくいところがあるけど、安心で移動が超絶楽
航空会社はANAでしたが重さが20kg以内であれば追加料金等なく預けられました。
(画像のスーツケースは家族分として預けました)
レース前日
北海道で育ったけどニセコは初
超大自然。北海道に戻ってもいいかなと思ってしまう
受付を済まして、参加必須になっているライダーズミィーティングに参加するために2時間程、時間をつぶす
ライダーズミィーティングは何か重要なことを話すのかなと思って参加しましたが、正直これいる?と思う内容でした。。。わざわざ2時間待ったのに
内容は2点で、
1. 審判員の紹介
2. ガイドブックに書いてある重要な注意事項の紹介
ライダーズミィーティングに参加しないと得られない情報は審判員情報ぐらいでした。。。それなら早めにホテル帰って休みたかったよ
もし天候やルート変更等あればここで話されるのでしょうから、参加するに越したことはないですが
そんなこんなでホテルに帰って明日の準備
初の車番プレート
付けると、なんとなく上級者っぽい
MADONE等のエアロ系のシートポストは太いので、運営から提供される結束バンドだと短くて足りないです。長い結束バンド持っていった方が安心で良さげです。
(今回は黒い長いタイを運営からもらいました。)
前日は10時頃にベットに入りましたが、子供が絶賛夜泣き期間なので、眠りに入るまで2時間近く、そして夜中に3回程起こされてから(おむつ替えながら)、朝4時30分に起床。キツい、寝た気がしない
(残り数ヶ月の辛抱や。。。w)
レース当日
朝はおにぎりとミニカップラーメン + バナナ1本食べてから出発
会場には5時40分頃に到着して、そのまま出発準備
ニセコ会場まではどこから行っても長めの坂になっていて、会場に行くだけでもウォーミングアップになりますw
レーススタート
今年から? スタートは年代別3ウェーブに分かれて出走。
それぞれ1分後のスタートなのでウェーブによる差はほどんど無いです。それもスタートから6km程はパレードなので、その間に速い人は前に出て合流してくださいとの方針です。
年代が若い順にスタートしたので私は比較的先頭付近
ただ私は明らかに先頭に残れる登坂力が無いので、邪魔にならないように前には出ずにパレード区間であえて順位を下げる。
今回の目標は世界選手権出場条件の年代別上位25%に入ること
としていましたが、今の私の実力では難しいことは重々承知。なので最低限完走すればOKという気持ちで臨んでいました。
ニセコのコースはこんな感じの140km (上のグラフが140km、下は70km)
最初に小さな登りが2つほどあり、30kmほど過ぎたところでデカイ峠が1つ
その後はずっと平坦で、最後は3つほど登ってからゴール
距離:140km、獲得標高2300mちょい
勝負どころはやはり峠なので、どちらかというとクライマー向けのコース
やっぱり途中のデカイ峠まで付いていけるかが鍵だよなぁと思っていましたが、集団に着いていって後半終わるより、前半から自分のペースを守ってゴールしようとしていました。
- 最初の小さな登り(8.56km 3%): 18分46秒 281w (3.84w/kg)
リアルスタート後の最初の登り (後で知ったけどここ3%しかないのか)
最初、300~350w (4.2~5倍ぐらい)が数分続きこりゃキツいと悟る
無理しない、自分のペースを守るという意識でいたのでズルズルと順位を落とし、
恥ずかしい話ですが、スタートから15km時点ぐらいで集団から落ちたというより、落ちる
ホント恥ずかしいレベルですが。。。
今振り返るとここはキツくても付いていったほうが早く走れたかもと
次の大きな登りで千切れるならしょうがないって思えるけど、このプチ峠は付いていけばよかったと反省
そして一番大きな登り
- パノラマライン (12.31km 5%):35分35秒 297w(4.06w/kg)
ここはほとんど一人旅でした
実は100mぐらい先に第2集団かなと思える大きな集団が見えていて、それに追いつこうと走っていたのですが、5%でも集団の力は強い。全然追いつかない。パワーは出していたかと思いますが、前との距離が埋まらず、多分ほぼ同じぐらいのペースで登っていました
来年は、最初の小さな登りは少し無理してでも付いていって、パノラマラインは集団で走るようにしよう。そのためにはFTP以上のパワーを出した後にFTP強度で長時間走れるようトレーニングしないと
下った後は平坦区間
ここは脚が合わなくても集団で走るのが大切
10人ぐらいのパックでローテを回しながら走りました
そして残り40kmぐらいから最後の峠が2~3個ぐらい
最後の峠 (10.44km 4%):27分23秒 289w (3.95w/kg)
最後の峠2 (3.49km 6%):10分32秒 300w (4.1w/kg)
ここでは2人パックで走る
脚の合う速い40代の方と一緒にずっと走ってました。
どちらかというと、私は大柄、その方が小柄でしたので、
私が主に平坦、その方が登りと分担して回してました
途中、世間話もしながら前から落ちてくる人をするすると抜かす良いペースだったと思います
最後は全力を出し切ってゴール
- ニセコクラシック2019 19~34歳年代別 53位 140km 4時間4分43秒
世界選手権のチケットは、出走者数(170名程)に対しての25%なので残念ながら獲得できず。。。
正直、今の自分の実力相応の結果かと思ってます。
レース後はボケーとして、あぁ終わってよかったぁと安堵感に包まれてましたw
正直5月のGWが終わってから思うようにトレーニングができない日々が続いてました。基本的には通勤ライド + ローラー台のみで、週末のロングライドはほんの数回 (2回だけ?)でしたので、140kmの完走すら不安に思ってました。
ただ地道なローラー台のトレーニングが功を奏したのか、自分の想像以上に走ることが出来たと思います。
今もその日々は続いているのですが、日頃やっているローラー台の効果は実感できました。今年の2月から続けていた、20分SSTや30分走は確実に身になっていると思います。これは続けていきたい
補給について
来年の備忘録として
- 私はウィダーinゼリーが好きなので、道中の補給として3つ
- 受付時にもらったゼリー2つ
- ドリンク500ml(ポカリ、水)を3本ぐらい?
これらは100km前までに全て補給しました。もうちょっとあっても良かったかなと思うぐらいでした
服装について
当日の天気は朝が曇り、昼にかけて晴れでした
服装は半袖短パンのジャージのみでしたが、問題ありませんでした。スタート時と山頂がすこし寒いくらいでした。
グローブも指切りグローブで十分
ただ天気が悪いとかなり寒くなるらしいので、長袖にもできるような対応が必要ですね
下りについて
個人的に驚いた点
下りは60km/h以上でると聞いていたのですが、ホントにそうです。
瞬間的には70km/hも出ていたかもしれません。サイコンのメーターでは最高速度75km/hになっていますし
道が広いのと、見通しが良くカーブが少ないので自然とそれくらいでちゃうといった感じです。
ただ、いかんせんムチャ怖い。いきなりホイール壊れたらどうしようとか思っちゃう。下りで集団から遅れてしまうという人の気持がわかりました。こりゃ遅れてもしょうがないよと。。。
こればっかしは慣れしかないのですかね。来年も安全に走行しよう
ちなみに私が漠然と抱いていたカーブ恐怖は意外に大丈夫でした。カーブ前に必ず標識がありますし、集団内で掛け声もします。そして十分に曲がれるスピードに抑えてました。同じコースをぐるぐる周るエンデューロの方がよっぽどカーブテクニックが必要そうと感じました。
その他
- 荷物受付は時間ギリギリ(2019年はレース開始15分前)まで受け付けてくれる。スタート地点からも近い
- 補給ポイントのドリンクは、ボトルの色によって中身が違う
青ボトルはポカリ系、黒は水
私は補給といったら紙コップで渡されるのかと思ってましたが、普通にボトルをとっていく形でした。なので手持ちのボトルは捨てることになります。お気に入りのボトルは持っていかない方が良いかもしれません) - ホテルは会場から近いほう(5km以内)が良さそう。会場近くはコンビニがあったりと便利 (ただ、近すぎると交通規制で帰るのが大変かも)
悔しさもあるけど、来年またリベンジしたい
25%ギリギリとかじゃなくて、余裕持って世界選手権のキップをゲットしたい。できれば上位20%以内
個人的な意見としては、富士ヒルゴールド獲得が19~34代上位25%のラインかなと勝手に思ってます。来年の目標が決まりつつある。そしてそれを達成する見込みも十分あると感じる
焦らず一歩づつ進もう
まずは、ここ最近太りすぎた体重でも減らそうかなw
参加された方お疲れ様でした!!