海外の綺麗な町並みをサイクリング。。。
考えただけでも気持ち良いですね。。。
ロードバイク乗りなら、1度は海外を走ってみたいですよね
ですよね?
いや、そうでしょ!!
実は、私、
来月に2週間ほどオーストラリアに行きます
もちろん仕事なんですが、時期が時期なだけあって、夏休みくっつけて行くんですw
(そりゃ仕事メインですよ! ほんとに!! 頑張って仕事するついでで、夏休みがたまたまくっついただけなんです。)
オーストラリアで夏休み過ごすなら、ロードバイク持って行きたいじゃないですかぁ
ということで会社にこっそり(もうばれてるけど)と、ロードバイクをオーストラリアに持っていく予定です。
そう、海外輪行!!!
海外輪行用に調達する必要があるのです。
▼OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [ロード220] ロイヤルブルー
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [ロード220] ロイヤルブルー
- 出版社/メーカー: OSTRICH(オーストリッチ)
- 発売日: 2011/05/16
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
そこで海外輪行ケースについてまとめました。
(追記:(2017年9月) 無事に行って帰ってきました)
旅行の希望、環境
(※長い記事なので、結果だけを知りたい人は最後をご覧ください)
今後、海外に行く人の参考になるように、状況について整理しておきましょう。
- 旅行先:オーストラリア(ゴールドコースト、シドニー)
- 期間:2週間(うち1週間は仕事) 8月中旬
- 旅行日程:東京(JAL)⇒ゴールドコースト(カンタス)⇒シドニー(JAL)⇒東京
- 所持自転車:Giant TCR SLR 2015 サイズ509mm (ML) 10kg以下
- 目的:早朝にホテル近くをサイクリング、1日ぐらいはロングライド(基本ロードはホテルに置く)
- お金(金銭感覚):安く希望だが、一応サラリーマンなのである程度の出費(1~3万)はどうにかいける
- 今後:今後も海外に行く際には輪行したいが、機会は3年に1度くらい(国内はありそう) 海外レースなどに出場する予定はない。国内レースはあるかも(沖縄とか)
- 調査時間:10時間ぐらい
- 自転車屋さんとの付き合い:一応あるが、親密関係ではない
- 自転車歴:ロード歴3年弱、エンデューロやヒルクライムに年8回ぐらい出場
途中いらないと思われる情報もあるが、
まぁこんな感じの20代サラリーマンが海外輪行ケースを考察してみました。
境遇によって、合う輪行ケースは必ず異なるので、
そこらへんは上の環境を参考にしてほしいです。
海外輪行の課題
自転車で遠くに行こうと思ったら必ず通る道が輪行ですね
始めは電車で輪行が多いかと思います。
そしてもっと遠くへ行こうと思ったら必ず通る道が 飛行機輪行袋!!
飛行機輪行といっても、大きく2つに分かれます。
この2つの大きな違いは、無料手荷物サイズです。
一般的に、国内線(JAL,ANAなど)より国際線のほうが厳しいです。
1.国内線輪行
自転車は無料手荷物として預けることができます。
その最低限のルールもそこまで厳しくありません
- 自転車を輪行袋・ケースに入れてること
- 重さ20kg以内
- 3辺(縦・横・高さ)50cm×60cm×120cm以内 合計230cm 以内
これらを守れば無料手荷物として預けられます。(他にも、細かいルールはあります。タイヤ空気、ペダルなど)。それと、自転車以外の荷物を機内に持ち込む必要もでてきますが、小さなスーツケースを使えばそこまで難しくないかとおもいます。
国内線は3辺が230cmまでOKといっています。それに、場所にスペースさえあれば230cm以上も可能と言っています。
JALとANAによって異なるので、詳しい内容は下記リンクを参考にしてください。
今回は国際線に絞って、輪行ケースを見ていきます。
・JAL
JAL - スキーの板やスノーボード、サーフボード、ダイビング用品などスポーツ用品を預けることはできますか。
・ANA
2.国際線輪行袋
一方、国際線は航空会社の数も多く、規定も異なります。
日本からだとJALやANAを使うケースが多いかと思いますが、
今回の旅行だとゴールドコースト⇒シドニー間はカンタス航空なんてのも使用します。
(因みに、オーストラリアはサーフィンなどで行く人が多いから、航空会社のWebサイトの大型荷物に関しては詳しく書いてあったりした)
国際線の輪行で一番気をつけなければならないのは、やはり 輪行サイズ になります。
海外では一般的に、 3辺(縦・横・高さ)の和が203cm(80インチ) という規定がよく使われています。
日本の230cmに比べると、すこし厳しいですね。
この27cmという差が、輪行ケースを選ぶ際に非常に重要になります。
逆に言うと、輪行サイズ203cmを守れば国内線と同じくらい簡単に海外輪行できるのです。
いろんなブログをみてみると、規定の203cmを超えてても問題なかった(超過料金無し)という方もいますし、1cmしか超えてないのに取られたという人もいます。それも数万円
私も海外輪行について調べ始めた当初は、多少オーバーしてもいけるんじゃないか?と思い、少し大きめの輪行ケースを買おうかと考えていました。(大きいと簡単に収納できて、自転車に傷がつきにくく安全!!!)
しかし、空港で超過料金がとらるんじゃないかというドキドキ。。。
そして、もし取られたときのショック。。。
最後の一押しは、このブログ
海外輪行袋のプロが書いた記事です。
ここでは、203cm以内の輪行ケースを薦めています。理由がとても納得できました。
海外輪行する方は必読の記事です。
そんなこんなで調べていくうちに、203cmルールは必ず守った方が良いなと思うようになり、サイズ203cmを満たす輪行ケースを探し始めました。
(精神的にも良いし)
正直、ここまでたどり着くのにかなり時間を要しました。
だって、
海外輪行される方なら通る道かと思いますが、
Googleで”海外輪行 ケース” などと検索すると、有名なケースAeroComfort 2.0 TSA™ バイクバッグがでてきます。
でもこれは輪行ケースは余裕で203cmをオーバーしています。
もちろん、それで超過料金とられても何も言えません。
でも、評価も良いし、みんな使ってる(使ってそう)だからこれを買うしかないかぁと思ってたのです。(みんな悩みつつその有名なケース買うなら、さっさと買ってしまおうと)
そんなもやもやしてるときに、先ほどの記事を見て、
やはり規定を守る輪行ケースにしようと考え改めたのです。
輪行ケースの種類
せっかくいろいろ調べたので、ケースの紹介も兼ねて記事にしたいと思いました。
今回は海外輪行に絞っているので検討外になっているものもありますが、
目的次第で評価は異なります。
特に、国内輪行だとサイズはあまり気にしなくても良いので、選択肢が広がりますね。
飛行機輪行する人の割合的は、海外輪行よりも国内輪行(レースなど)が多いかと思いますし
ですので、この記事(評価基準)は海外輪行限定だっていうのを忘れないで読んでもらえると幸いです。
まず輪行ケースというのは大きく次の4つに分かれます。
(輪行袋は、電車での使用を想定しているので今回は外してあります。
ただ、輪行袋で飛行機に乗っける勇者もいるみたいですが。。。←うん、昔の俺ね)
- ハードケース
- ソフトケース
- プラスチックケース
- ダンボールケース
価格的には上から高い順になっています。
それと同様に、安全面、強度、重さ!、大きさ!も上から高い・大きい順です。
因みに、私が調べた限りでは、国際線203cmルールを満たしているのは、3.プラスチックケースと4.ダンボールケースのみかと思います。
(1.ハードケース、2.ソフトケースで203cm規定を満たす輪行ケースが開発されれば爆発的ヒットすると思うんだけどなぁ。そこまで需要はないのか?)
1.ハードケース
外面が強力プラスチックで作られたような、ハードシェルの輪行ケースです。そのため、外側からの衝撃に強く、ケースが壊れるといったことがほとんどありません。
中は高密度のスポンジが入っており、自転車を衝撃から守ってくれます。
とにかく安全に運びたい!
自転車に傷ひとつつけたくないという方にオススメになっています。
プロや、頻繁に輪行する人が持っているイメージですね。
(持ってるとかっこいい。。。空港でドヤれる)
キャスターが付いていることが多く、移動も楽そう
しかしデメリットも多々あります。
ハードに作られているため、重く(10kg前後)、
サイズが大きい。。。
そう、203cmルールなんて守れないケースばかり
ハードケースで一番有名な、 AeroComfort 2.0 TSA™ バイクバッグですら、
外寸: 長さ 118cm x 奥行き 25cm x 高さ 90cm 合計:233cm (203cmルールオーバー)です。
どんなに素晴らしいケースでも203cmの規定を超えていては、安全に海外輪行はできません。
仮に超過料金を数万円とられたりなんてしたら。。。恐ろしくて空港にいけないですね
そのため、海外輪行というケースに限っては
対象外になります。
AeroComfort 2.0 TSA™ バイクバッグの個人的総合評価
安全性: ★★★★★
運びやすさ: ★★★★
価格: ★★
見た目: ★★★★★
サイズ: ★
総合評価: ★★★
サイズと価格以外はほぼ完璧な輪行ケースです。
国内旅行(レース)しかでないという方には非常にオススメです。
お金持ちのアイテムですね
2.ソフトケース
ハードケースほどではないですが、厚いパッドで保護されており安全性の高い輪行ケースになります。価格もハードケースほど高くなく、比較的手に入れやすい価格です。
ソフトケースが向いてる人は、
安全に運びたいけど、ハードケースはオーバースペック
という人だと思います。
ソフトケースで有名なのは、OSTRICH OS-500 になります。
▼OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ [ブラック]
ただ、これも3辺合計約238cmとオーバーしています。。。。
国際線の203cmルールがなければ確実にこれを買っていました。
OSTRICH OS-500 の個人的総合評価
安全性: ★★★
運びやすさ: ★★★★★
価格: ★★★(2万前後)
見た目: ★★★
サイズ: ★★
総合評価: ★★★★
ハードケースに近い安全性を持ち、軽い(2kg~3kg)、そして価格は気持ち安め(2万円前後)
なかなかの高スペックをもっているOS-500ですが、サイズがね。。。
国内線だったら一番オススメ!
私も将来的に買う予定です。
3.プラスチックケース
強度の高いプラスチックで作られたケース
安全性も高く、非常に軽い
価格は気持ち安いが、ソフトケースとあまり変わらないイメージ
ただ、強度が低く運が悪いと壊れてしまう場合も。。。その影響で自転車にダメージがいったというケースも多々(稀なケースだとおもいますが)
プラスチックケースはなぜか?日本のメーカーが頑張ってます。
なんと、203cmルールを守ってる!!!!!
こちらはACOR(エイカー)が作ってるACOR バイクポーターPRO
こちらも203cmルールを守ってます!!!
(※現在、Amazonでは取り扱いしていません。代わりにQBICLE バイクポーター PROでも問題なさそうです。)
素晴らしすぎます。
因みにバイクポーターPROはキャスターやショルダー付き復路を別途販売してます
これはかなり優秀(買っちゃいました)
ACOR(エイカー) ABG-21211 バイクポーターバッグ PROサイズ 専用
こちらはベルトつきのケース
持ち運びが簡単になる
バイクポーターPROとキャスターとバッグを全て購入すると、
2万5000円弱
うん、、そこまで安くない
でも203cmルールを守れるのは非常に魅力的
ACOR バイクポーターPROの個人的総合評価
安全性: ★★★
運びやすさ: ★★★★(キャスター付き)
価格: ★★★
見た目: ★★★
サイズ: ★★★★★(203cmルール適応)
総合評価: ★★★★
数回使うと壊れちゃいそうだけど、203cmルールを守れるのが最大の魅力
あと、梱包方法が難しいのもデメリットかも。。。
ハンドルと、サドル、ディレイラーも外す必要がありそう
4.ダンボールケース
ダンボールなので濡れたら終わり。。。強度もお察しレベル。。。
このケースのメリットは何といっても。。。
価格の安さ
これにつきます
Amazonで調べてみると、サイクル輪行箱 ロード・クロス・オフロード自転車梱包用ダンボールキット
これなんか4000円弱
探せばもっと安いのもある
自転車屋さんと仲良くすれば無料でもらえることもある
ただ、大きさもまちまちで、入れるのも大変であったりと、
価格以外のメリットは少ないように思える
ダンボールケースの個人的総合評価
安全性: ★
運びやすさ: ★★★
価格: ★★★★★
見た目: ★
サイズ: ★★★(物による。。。)
総合評価: ★★
自分が大学生のときだったらこれを使ってたと思う
ただいまは、ある程度のお金を使えるので、ダンボールケースは対象外。。。
1番適してる輪行ケースは?
海外輪行に使われるケースを見てきましたが、どれも一長一短
現状、203cmを満たす完璧なケースはないといってもいいでしょう
ただ、1番適しているケースはACOR バイクポーターPROでしょう。
203cmルールを守り、安全性も有り、オプション次第では持ち運びも簡単
欠点は、耐久性と価格くらい
自作してる人もいる
いろいろ検索してると、輪行ケースを自作してるひともいる
完璧なケースなんてないから作っちまおうぜ!という方々
この方は既に3つも作っている
自作のモデルとなるのは、やはりプラスチックケース
加工し易く、耐久性もあるし価格も安い
よくよく調べてみると、自作は、
なんだか楽しそう
(頭がお花畑やな)
どうせOS-500買っても203cm超えてしまうから、
自作したほうが良いんじゃないかと思う
それに自作すると
愛着沸く
(完璧、頭お花畑や)
とにかく203cmルールは必ず守る!となると
最強ケースは、プラスチックケースで間違いない
そして費用対効果を考えると、
自作輪行ケースが最強
という結論に至った
OS-500は今度、国内用に買うとして、
海外用の輪行ケースを自作します!!
追記:輪行ケースを自作しました。
満足のいく輪行ケースができました
また後日!
(追記:オーストラリアにもって行ってよかったものをまとめました)